過激な描写のゲーム

国内でのアダルトゲームは、セックスなどの性的描写がゲーム内に組み込まれており、18歳未満には販売禁止というコンピュータソフトウェア倫理機構の定めた区分に則して流通しています。
内容としては、登場してくる女性キャラクターと懇意な仲になり、セックスに至るということになります。
こうした部分で、アダルトゲームとカテゴライズされて今日に至ります。
しかし、一般的にアダルトゲームと呼ばれれているものは、「エロゲー」ないし「エロゲーム」という呼ばれ方をしています。
つまり、上述したアダルトゲームにとどまらず、一時期流行したパソコン上のブラウザから楽しむ「エロフラッシュ」なども該当します。
アダルトゲームに関しては、常にアウトゾーンとセーフゾーンをどの程度にするのかが悩まれています。
こうした規制に拍車がかかったのは、2009年の「レイプレイ」というゲームが国外で淘汰されることに始まります。
レイプ行為は犯罪であり、こうした犯罪行為をプレイヤーが追体験するということが問題ではないか?との声が上がったのです。
現在でもこの議論には賛否があり、今も尚協議のさなかにあります。
日本でも、表現の自由についての規制は、様々に議論されており、アダルトゲームも例外ではありません。
なかには、アダルトゲームであっても、そのストーリー性や演出されている音楽、起用している声優などが高い評価を受けているもの、グッズ販売で興行収益が高いものなどもあります。
アダルトコンテンツとしての是非を度外視した「評価」が、表現物としての地位を誇示している部分もあるのです。
こうした最中にあって、今後ともアダルトゲームへの注目度や関心は、高まるのではないかといわれています。

多種多様なアダルトゲーム

恋愛ゲームないし美少女ゲームというジャンルが確立したのは、1990年代といわれています。

恋愛ゲームのお目当ては、女性キャラクターの心をいかに自分になびかせるか、というところに目的があります。
一方、アダルトゲームはというと、相手の気持ちを自分になびかせる目的、とはちょっと違います。
恋愛ゲームが、自分からモーションをかける能動的な印象ならば、アダルトゲームは受動的な印象があります。
というのも、アダルトゲームは、「ビジュアルノベル」という文章とイラストでゲーム進行をするものが、主流になってきているのです。
つまり、ストーリー性にウェイトを置いて、感情移入をして楽しむことが重要になってきます。

こうしたストーリー性重視の志向が、のちに「泣きゲー」という、性的描写もありつつも、しっかりストーリーで泣ける作品が出来上がるに至りました。
そして、こうした「泣けてヌける」ゲームが、話題に上るようになったのです。

「泣きゲー」の対抗馬として登場しているのが、いわゆる「抜きゲー」です。
とにかく、人間んが考えるエロというエロをゲーム内で再現させ、とにかくプレイヤーがヌける演出を盛り込んでいるのです。

その他にも、男性をターゲットにしているからこそ盛り込める、戦闘シーンやSFチックなノリや仕立てでの、アダルトゲームももちろんあり、「燃えゲー」としてカテゴライズされます。
そして、恋愛やセックスに重点を置いて、人間関係をメロドラマさながらに展開させ、プレイヤーの気持ちに重たく語りかける「鬱ゲー」というものもあります。

このように、一言でアダルトゲームを語ろうとしても、実に多種多様なジャンルになってきているのです。

このページの先頭へ